ものすごく面白い映画だった。
話の展開が早く、Part1を見ていなかったので、内容が完全につかめなかったがもう一度見たいと思った。
なにが面白いか言い表せないが、後でジーンとくるものがあった。
最初は、アル・パチーノが演じるマイケル・コルレオーネのオーラとこの映画の雰囲気に圧倒された。特にアル・パチーノは静かに話すのだがそれにすごく威圧感を感じた。
最後のオペラと一緒に物語が大きく動くシーンは本当に圧倒された。最後の娘が死ぬシーンも前のシーンで大事な人が死ぬということを話しており、そういう展開かとびっくりした。マイケル・コルレオーネは家族を危険から退き、表の仕事をしようとしたが、まわりの人はそれを許さず、最後は悲劇に終わった。オペラも悲劇だった。
その前の何度か歌を歌うシーンもあったが、過去の自分を写すような歌で心に響いた。
マイケルの娘は、魅力を感じれないなと思ったが、監督の娘でその後、ゴールデンラズベリー商で最悪助演女優賞・最悪新人賞を受け取ったというから受けた。
最近の映画にはない歌やオペラを使ったシーンがよかった。また、物語の舞台となっている建物や場所もすごく雰囲気がよかった。
俳優は、マイケル・コルレオーネをアル・パチーノが。ヴェニスの商人やジョニーデップと出演したフェイクでも映画そのものをものすごく引き立てていたが、もちろんこの映画でも主役として最高の演技だった。映画の内容そのものもものすごくよくできているが彼がいることでよりいい映画になっていると思う。
ビンセント・コルレオーネを役は、アンディ・ガルシアが。イケメンの悪人という役が本当に似合う。感情的に行動するのも。オーシャンズ11と同じようなキャラだった。
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