2010年1月18日月曜日

ママが泣いた日。ケビン・コスナー

The Upside of Angerというタイトル。なにか翻訳したタイトルとイメージが違う気がする。

この映画は面白かった。
ママ役を演じるのは、ジョアン・アレン。彼女は、ボーンシリーズでFBIの役をしていた人。

面白さは、ジョアン・アレンの感情の変化とケビン・コスナーが彼女の家庭を支えるシーンだった。

ストーリーは、駆け落ちしてしまった夫への怒りで母も娘もぎこちない状態だった。そんななかケビン・コスナーが家庭に入り彼女たちに少し明るさを与えた。娘たちもそれぞれ自分の人生を精一杯頑張り、少しずつ家庭がうまくいってきた。何度も母や娘の怒りでバラバラになるシーンも人間らしかった。
芸大に入ることに反対していた母が娘の講演を見に行くシーンが一番暖かいなと感じた。


怒りの力はすごい。小さくても、恨みは人を変えてしまい、違う人格を引き出す。怒りのいい面は、人間臭さだけだ。怒りを乗り越えたとき不安は消え去る。真実のすべては誰にも語れない。怒りは増大し、噴出するとようやく静まり寛大になった心に安らぎが訪れる。

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